「町歩きの達人」タモリさんが“ブラブラ”歩きながら、知られざる町の歴史や人々の暮らしに迫るNHKの番組『ブラタモリ』。6月14・21日は東京・青山通りを舞台に、2本連続シリーズで放送する。「青山通りがステキな理由」を「町歩き+バスツアー」で解き明かす。

  • 6月14・21日放送の『ブラタモリ』は東京・青山通りが舞台に

青山通りは皇居のそばにある三宅坂を起点に、赤坂・外苑前・青山・表参道といった東京の一等地を結び、終点の渋谷に至る。おしゃれで洗練されたイメージのある青山通りだが、三宅坂をスタートした後、いきなり江戸時代の石垣を見つけるなど、今回の旅を通じて「発見したのは、江戸時代の大名屋敷の痕跡や巨大な門」だったという。徳川家康に仕えた大名の子孫が、地名の「青山」に関する意外なルーツを明かす。

「広くてまっすぐな道は路線電車の痕跡!?」とのことで、かつて青山通りを走った路面電車にも触れる予定。江戸屈指の名坂も堪能し、「牛も鳴くといわれた江戸の急坂。上がると突如現れる巨大な大名屋敷門」にタモリさんも興奮。思わず「いいところを通る!」と話す場面もあるという。「今の東京を代表する六本木通りとの比較」も行い、「青山通りがステキな理由」を多角的にひも解いていく。

  • 青山通りとタモリさんの「ステキな関係」も見えてくるという

「江戸は江戸、今は今ならではの、色んなものを青山通りは吸い込んでいますね。おしゃれな通りが次々に接続している。力を持っているんだな、青山という名前は。江戸が生きているステキな道でした」とタモリさんはコメントしている。

『ブラタモリ』はNHK総合で毎週土曜日の19時30分から20時まで放送。6月14日は「東京・青山通り」、6月21日は「青山通りバスツアー」を放送予定とのこと。