テックウインドは、ドイツのPCパーツブランド「be quiet!」の新製品として、420mmラジエータを搭載するフラッグシップAIOクーラー「SILENT LOOP 3 420mm」、ARGB対応CPUクーラー「PURE ROCK 3 LX Black」、コスパに優れる高冷却クーラー「PURE ROCK PRO 3」、最強の静音性PCケース「SILENT BASE 802」の再発売など、合計8製品を6月27日より順次出荷・販売開始していると発表した。

AIOクーラー「SILENT LOOP 3 420mm」

SILENT LOOP 3 420mm(型番:BW026)はbe quiet!の簡易水冷でフラッグシップシリーズ に位置づけられる新モデル。ハイエンドCPU向けに同社初の420mmラジエーターを採用し、独自設計の3チャンバーポンプ設計と6極モーターにより、冷却水の強力な循環を実現している。冷却ファンもフラグシップの「SILENT WINGS 4 140mm」ファンを3基搭載している。

ほか、ウォーターヘッドにはARGB制御のLEDをあしらった。また、充填用のクーラント液が付属しており、メンテナンス時に補充ポートへも簡単にアクセスできる設計となっている。

本体サイズはW140×D475×H52mm(ラジエーターのみサイズはW140×D475×H27mm)、重量は2.01kg。対応ソケットはIntelが1851 / 1700 / 1200 / 1150 / 1151 / 1155、AMDがAM5 / AM4 / TR5 / sTRX4 / TR4。

  • SILENT LOOP 3 420mm(型番:BW026)

    SILENT LOOP 3 420mm(型番:BW026)

  • 420mmラジエーターでハイエンドCPUの安定動作を実現。ウォーターヘッドにはARGB LED

CPUクーラー「PURE ROCK 3 LX Black」

PURE ROCK 3 LX Black(型番:BK040)はARGBファン搭載のCPUクーラー。ファン内蔵の16個のARGB LEDがすりガラス調のファンブレードを通じて柔らかく光る。性能面では、4本の6mmヒートパイプを搭載し、最新CPUに対応する最大190W TDPの冷却能力を備える。ファンネル形状の排気構造と最適化されたブレード設計を採用した「Light Wings LX 120mm PWM」ファンによって31.2dBAの低い動作音を実現しており、冷却性能と静音性を両立している。

サイズはW124×D71×H154mm、重量は571g。対応ソケットはIntelが1851 / 1700 / 1200 / 1150 / 1151 / 1155、AMDがAM5 / AM4。

  • PURE ROCK 3 LX Black(型番:BK040)

静音PCケース「SILENT BASE 802」

SILENT BASE 802(型番:BG039)はbe quiet!の"最強静音"PCケース。E-ATX規格のタワーケースで、静音性の高さをうたうが、静音重視か冷却重視かをユーザーの好みで調節できる柔軟性も特徴。

サイドパネルには10mm厚の吸音材、3基の「PURE WINGS 2 140mm」ファンを標準搭載するほか、フロントI/Oパネルにはファンコントローラーも装備している。トップパネルおよびフロントパネルに、交換可能な冷却重視のメッシュタイプと静音性重視の密閉タイプの2種類を付属しており、好みに応じて付け替えることが可能だ。

また、マザーボードトレイは取り外し可能で、反転倒立レイアウトに対応するほか、単体でテストベンチ台としても使用できる。

本体サイズはW28.1×D53.9×H55.3cm、重量は12.59kg。

  • SILENT BASE 802(型番:BG039)

  • マザーボードトレイは取り外し可能で、ベンチ用のまな板としても

  • トップパネルとフロントパネルはメッシュか密閉かで付け替えできる