ハイブリッド環境に散在する100以上ものマイクロサービスの包括的監視を、マネーフォワードはいかに実現したか

個人・法人向けに50以上のプロダクトを提供している、金融系Webサービス大手のマネーフォワード。同社は2017年ごろから新規プロダクト基盤をクラウド上に構築し、2019年からは既存システムのAWS移行、マイクロサービスアーキテクチャへの移行も進めており、現在ではハイブリッド環境でシステムを運用している。

同社は当初、OSSのツールを用いてシステム監視を行ってきたが、ハイブリッド化が進むにつれ、その限界が露呈しつつあった。ハイブリッド環境でOSSツールを使いこなすためには知識やスキルが求められ、メトリクス分析による障害予見といった高度な使い方ができずにいたのだ。

そのしわ寄せはインフラエンジニアに向かうことになったが、同社の事業拡大に伴うプロダクト数の増加、マイクロサービス間の依存関係の複雑化のスピードに合わせてインフラエンジニアの数を増やすことも難しい状況だった。

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そこで同社では、新たな監視ツールの導入を決断する。その選定に当たって重視したのは、最低限の専門知識・スキルがあれば使いこなせること、オンプレミスとクラウドに散在するマイクロサービスも含め、包括的かつシームレスにモニタリングできることだったという。

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本コンテンツでは、ビジネス規模の拡大に合わせ、モニタリングツール刷新の必要に迫られていたマネーフォワードが、どんなツールを用いて従来課題を解消したのか、100以上のマイクロサービスの包括的な監視をいかにして実現したのか、その一連の取り組みを事例として紹介している。

例えば新規のプロダクトを開発する際に監視の初期設定を自動化することで、インフラチームに頼ることなくプロダクト開発チームが自律的に監視設定や改善を実施できるようになった。ほかにもさまざまな成果が紹介されているので、ぜひ参考にしてほしい。

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